医療事務管理士試験は在宅受験できる? 自宅で試験を受ける方法を解説!
医療事務の資格はさまざまありますが、「在宅で試験が受けられる医療事務の資格」があります。
それが、「医療事務管理士試験」。
「医療事務管理士試験」は在宅受験できる医療事務資格の一つ。
初心者におすすめで医療機関からも評価されやすい資格です。
今回は「医療事務管理士試験」の在宅受験の申し込み方法からやり方まで、詳しく解説するしていきますね!
医療事務管理士試験とは
医療事務管理士試験とは、技能認定振興協会が実施する「医療事務管理士技能認定試験」の合格者に与えられる資格です。
メディカルクラークや診療報酬請求事務能力認定試験同様、人気の資格の1つ。
この資格は、医療保険制度や診療報酬の仕組みについての知識や、診療報酬の算定の能力を証明する資格です。
そして医療事務管理士試験は、インターネットに繋がるパソコンがあれば、いつでも自宅受験ができます。
受験方法
医療事務管理士試験の試験方法は二つあります。
ひとつは、紙ベースで行う筆記試験。
学科はマークシートの4択で、実技は診療報酬明細書の点検と作成を行います。
年6回奇数月に全国の指定会場で開催されており、試験結果は受験日から1ヶ月以内に文書で通知されます。
また、会場試験では免除制度があり学科・実技いずれか一方のみが合格した場合は、合格した科目の受験が6ヶ月間免除されます。
通常の資格試験と同様の受験方法ですね。
そして、もうひとつが自宅のパソコンで試験を受験する方法です。
インターネット上で試験の申込みをして、正解だと思う番号をポチポチ選択していくやり方。
在宅で受験ができる!
先ほど説明したように、医療事務管理士試験は在宅で受験することができます!
在宅受験とは受験会場が遠方、または体調や仕事の都合で受験できない人のために、自宅で資格の受験ができる制度のこと。
医療事務管理士試験を実施している技能認定振興協会は、IBT(Internet Based Testing)という方法を採用しています。
IBTとは、試験に関する全ての内容を、インターネットを介して実施するサービスのこと。
具体的な受験方法は、受験者がコンピュータに表示された試験問題に、マウスやキーボードを使って解答します。
もちろん、試験監督の居ない自宅で受験をします。
医療事務管理士試験は元々テキストや参考書を見ながら解答することができるので、自宅であればより落ち着いて試験に挑むことができます。
受験勉強は必須
でも油断して事前に勉強せずにいると、合格なんて夢のまた夢・・・。
医療事務の資格は難易度が低いものもありますが、数カ月はしっかり勉強する必要があります。
勉強する際は独学で進めるも良し、通信講座を活用し効率よく勉強するも良しです。
ご自身に合った方法で勉強するようにしましょう。
在宅受験の流れを解説
ここからは、勉強をしてそろそろ本試験を受けようかなと思っている方に向けて、在宅受験の流れを解説していきます。
在宅受験はなかなかする機会が無いので初めてという方も多いのではないでしょうか。
しかし、全く難しいことはありません。
インターネットが使えて基本的なパソコン操作ができれば誰でも利用することができます。
細かく解説していきます。
- インターネット環境が整っているか確認
- 技能認定振興協会のサイトへアクセスする
- サイトから試験を申し込む
- 受験料の決済完了後から2週間以内に試験を受験する
- 試験終了後、合否の結果が表示される
インターネット環境が整っているか確認
自宅のパソコンが、スムーズにインターネットに繋がるかをまずは確認しましょう。
試験なので途中でフリーズしてしまったり、電源が切れてしまうと試験が終わったと判断し、正しく採点されなかったりする場合があります。
ウイルスに感染していないか、快適にインターネット接続ができるかが第一歩です。
IBT試験はタブレットやスマートフォンには対応していないので、注意しましょう。
技能認定振興協会のサイトへアクセスする
インターネットが問題なく使えることが分かったら、医療事務管理士試験を実施している技能認定振興協会にアクセスし、インターネット試験(IBT)用にアカウント登録をしましょう。
登録は、受験をする本人が行う必要があり代理申請はできません。
アカウントが登録できたら、登録時に入力したメールアドレスに、ID・パスワードがメールで送られてきます。
サイトから試験を申し込む
アカウント作成ができたら、試験を申し込み、受験料を支払います。決済方法を選択後、必要に応じて情報を入力し申し込みを完了させます。
決済方法はクレジットカード (一括払)またはコンビニ決済のいずれかを選択することができます。
受験料の決済完了後から2週間以内に試験を受験する
受験料決済後2週間以内に受験をする必要があります。
期限を過ぎると試験が受けられなくなるので、注意してくださいね。
試験に申し込む際は、余裕を持ち過ぎずほぼ合格できるレベルに達した段階で申し込みしましょう。
2週間は意外とあっという間なので、この2週間でやり上げよう!と思うと時間が足りず勉強不足で挑んでしまう恐れがあるからです。
試験自体は、「開始」ボタンを押すと問題と解答の選択肢、設問数と残り時間が表示されます。
医療事務管理士試験は選択式なので、正解だと思う数字をチェックすることで次に進めます。
また、前の問題に戻ったり「後で見直す」というチェックボタンもあるので、自信が無い問題は後で再確認することができます。
試験終了後、合否の結果が表示される
IBT試験の特徴は、試験が終了したらすぐに合否の確認をすることができます。
「終了」ボタンを押すと「あなたの得点率は〜%」です、合格・不合格と表示されます。
通常の試験の場合は2週間から1カ月ほど合否発表には時間がかかりますが、すぐに分かることが魅力です。
合格証書などは後日になりますが、合格した事実を早く得たい方にはおすすめです。
在宅で医療事務の試験が受けられる資格
ここでは、医療事務管理士試験以外の在宅で受験ができる医療事務資格を紹介します。
- 医療事務認定実務者(R)
- 医療事務検定試験
- 医療保険士
- 医療事務実務士
どちらも医療保険制度、患者対応や医療費計算、請求事務の知識など、医療事務全般の基本的知識と技術を証明する資格になります。
実は医療事務資格には、在宅で受験できるものが多く自分のレベルに合わせ選ぶことができます。
まとめ
医療事務の資格は、一生ものなので結婚や出産などブランクが生じてもすぐに復職することができます。
そんな人生のイベントが多い女性にとって一番嬉しいのは「資格試験の受験が在宅でできること」なのではないでしょうか。
在宅であれば、外出が難しい方でも気軽にチャレンジできます。
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