医療事務資格の取得にかかる費用を独学・通信講座ごとに解説!
医療事務の資格を取得するためにどの程度費用がかかるのかは、これから取得を目指す方にとって重要な点です。
もちろん、できるだけ安い費用で取得できたほうが良いですよね。
勉強する方法は独学や通信講座、通学など選択肢はさまざま。
それぞれどのくらいの費用がかかるのか、また講座別に費用や特徴を紹介していきます。
医療事務の資格取得にはどのくらいの費用がかかる?
ここでは医療事務の資格を取得するために、どのくらい費用が必要となるかを解説していきます。
勉強の仕方や進め方など、それぞれ向き不向きがあるので自分にぴったりな勉強法と費用を照らし合わせて選ぶことをおすすめします。
取得したい資格種類を明確に
医療事務資格は、いくつもの民間試験が存在します。
そのため、取得したい資格の種類を明確にすることが大切です。
ただやみくもに医療事務の資格を取ると、意気込んでも長くは続きません。
どの医療事務資格を、どういった目的で取得したいかを整理しておきましょう。
各資格によっても受験料も違うので、まずはチェックしておくことが大切です。
入会金やテキスト費の確認
医療事務資格を通信講座や学校に通って勉強しようと思った際、表記されている受講料のほかに、入会金や別途テキスト費がかかる場合があります。
申し込んだ後に、プラスで請求されることを知らなかったとなるとトラブルになりかねません。
申し込みをする前に、総額どのくらいの費用が必要なのか確認することが大切です。
専門学校やスクールに通う場合
ここからは、医療事務資格の取得にかかる費用を項目別で解説していきます。
まず専門学校やスクールなど通学講座の場合、値段は一番高くなります。
その理由は、授業開講に際し教室の設置や講師の用意など人件費がかかること、入学金を払う必要があることです。
おおよそ5万円〜10万円かかります。
しかしメリットも多く学校の場合は、講師から直接指導を受けることができます。
また、疑問点があれば授業終了後すぐに質問することができます。
しっかりと理解ができるので、短期間で試験の合格に目指したい方におすすめです。
また、通学の場合はキャンペーンで割引をしているところも多いのでうまく活用するのも良いでしょう。
通信講座を受講する場合
「自分でマイペースに学びたい」「できるだけ安い方がいい!」と考えている方におすすめなのは、通信講座を利用する方法です。
費用は3万円〜5万円と通信講座によって異なります。
次の項目で詳しく説明していきますので参考にしてみてください。
通信講座に申し込むと、テキストと進め方スケジュール、添削問題などが自宅に送られてきます。
試験合格を目指したスケジュールが載っているのでそれをベースに、勉強時間は自分の好きなタイミングで進めることができます。
疑問点や問題の添削などは専属の講師が行ってくれるのでFAXやメール、郵送で気軽に聞くことができます。
ただし、回答までに時間がかかることやある程度は自分で調べる力が必要なので注意が必要です。
ユーキャン
CMでも有名なユーキャンです。
ユーキャンの医療事務講座では、医療事務認定実務者資格の講座を受講することができます。
費用は49,000円〜なので一般的です。
また、教育訓練給付制度を利用すれば、学費の20%が支給されます。
特徴は4カ月で資格取得を目指すテキスト作成や、スケジューリングが行われています。
さらに、スマホやPCを使って動画やwebテストを受けることもできるので、スキマ時間をうまく活用したい方におすすめです。
ヒューマンアカデミー「たのまな」
ヒューマンアカデミー通信講座「たのまな」の医療事務講座は、医療事務資格取得はもちろん即戦力として働ける力を養う勉強をすることができます。
費用はコースによって異なりますが一番安いもので47,900円〜です。
ヒューマンアカデミーの特徴は、通信講座の基本学習のほかに直接校舎に出向き、無料で講師に質問できる特典があります。
通信講座のデメリットとして、質問がしにくいという点が挙げられますがヒューマンアカデミーではそのデメリットを解消することができます。
大栄
大栄の医療事務講座は、他の通信講座とは違い取得資格後、就業サポートを活用して医療事務スタッフとしての就業までを目指した手厚いものとなっています。
そのため、受講料も少し高く86,000円となっています。
また、通学と通信の両講座を受講する必要があるので通学ができる方や早く医療事務職として就業したい方におすすめです。
ニチイ
ニチイの医療事務資格講座は、45年以上の実績があります。
そのノウハウを活かし即戦力として役立つ実力を養うことができる点が魅力です。
ニチイは期間限定でキャンペーンをやっていることが多いので、40,000円ほどで受講することができます。
また、就業サポートもあるので仕事の紹介などをしてくれる点は安心できるポイントです。
アビバ
アビバというとパソコン講習というイメージがありますが、現在では資格講座講習も展開しています。
アビバの特徴は、通学型のオンデマンド講座です。
自分の好きなタイミングで教室へ出向き、個別ブースで映像授業を見ながら学習するというやり方です。
人件費、室料なども加味されているので少々費用は高く、73,656円です。
講義動画を見て疑問があればWEB上から即質問ができたり、期間内であれば何度でも同じ動画を見ることができるメリットもあります。
家では勉強が進まない方、スケジューリングがうまくできない方におすすめです。
受講費用比較一覧
講座名/スクール名 | 受講料(税込み) | 目指せる資格試験 |
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医療事務講座 |
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医療事務講座 |
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医療事務講座 |
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医療事務講座 |
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医療事務 合格パック |
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独学で取得する場合
独学は、最も費用がかからない学習方法です。
独学の場合はテキストや問題集を揃えれば勉強ができるので数千円から1万円ほどで用意することが可能です。
しかし、実際に独学で始めてみると「難しい」と感じる方が多いです。
独学で取得を目指す方は、本屋さんでテキストや参考書を立ち読みして、勉強しやすそうなものを選ぶようにしましょう。
各資格試験の受験料
各資格試験の受験料を紹介します。
資格試験 | 受験料(税込み) |
---|---|
医療事務技能審査試験(医科) | 7,500円 |
診療報酬請求事務能力認定試験(医科) | 7,500円 |
医療事務認定実務者(R)試験 | 5,000円 |
医療保険士 | 6,000円 |
医療事務検定試験 | 7,560円 |
医療事務管理士 | 7,500円 |
まとめ
医療事務資格の取得にかかる費用について紹介しましたが、それぞれメリットデメリットがあります。
自分がスムーズに勉強を進められるものを選ぶのが一番です。
キャンペーンでさらに安くなっている場合も。情報収集をおすすめします!
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